平成 15 年 9 月 28 日(日) 13:00〜16:00 川崎医大附属川崎病院
テーマ 「ロービジョンケアの実際」
講演 「眼鏡枠について」
内田冴子教授(九州保健福祉大学保健科学部視機能療法学科長)
ロービジョンの実際
1 ) 光学的補助具の紹介 平井美穂(岡山大学病院)
2 ) 症例報告1 近用拡大眼鏡について
林 京子(香川県身体障害者リハビリセンター)
症例報告2 糖尿病網膜症のある 71 歳女性への近見用補助具の選定
小田千晶(井原市民病院)
3 ) 行政的な手続き (岡山県の場合)
身体障害者手帳の交付手続きについて
補装具の交付・修理の手続きについて
日常生活用具の給付・貸与手続きについて
堀川晶代(岡山大学病院)
4 ) 質疑応答 堀川晶代(岡山大学病院)
情報提供
印象記
内田教授の講演は眼鏡の歴史に始まり、眼鏡枠についての詳しくそして解りやすいお話
は視能訓練士にとって明日からの診療の場に生かせる内容でした.ただ、処方するだけでなく
フィッティングのチェックや光学的な効果のチェックの大切さを学ぶ事ができました.
ロービジョンの実際では, 補助具を手に取りながらの具体的な使用法. 特徴・選定法などを
学びました.
症例報告では, ロービジョン・ケアの具体例を提示していただき, とても参考になりました.
ロービジョンの患者さんの QOL の向上をめざして, ケアをしていく上での道筋が見えてきた
よう な充実した内容でした. 医療スタッフだけでなく, 教育・行政関係者が一丸となって行う必要
性を感じました.
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秋晴れの気持ちのいい日でした. 岡山城へ寄って記念撮影♪ |
参加者 55 名